10月25日(土)~11月3日(月・祝)
【パネル展示】11月5日(水)~12月21日(日)
「遺された江戸上水の史跡をめぐる ~令和7年度上水記展~ 」と同時開催
会期後の継続展示は1Fラウンジのみで開催
『上水記』の特別公開に合わせて、東京水道の歴史を紹介する「水道歴史展」。今年は廃庁から60年を迎える淀橋浄水場を取り上げます。
今年の水道歴史展は、淀橋浄水場の廃庁から60年を記念した展示を開催します。淀橋浄水場は、東京近代水道最初の浄水場として現在の西新宿に造られ、明治31年(1898)から東京市内への給水を開始しました。長く東京水道の中核施設として使用されて東京水道の象徴的存在でしたが、東村山浄水場への機能移転が決まり、昭和40年(1965)3月31日に約70年の歴史に幕を下ろしました。
今回の展覧会では、当館が収蔵する淀橋浄水場の創設から廃庁までの写真をパネルで紹介いたします。淀橋浄水場は、震災・戦災の復旧改修工事等により場内の主要施設が更新されており、創設期の姿を記録した写真は多くはありません。今回は、近年収蔵した明治~大正時代に撮影された場内の写真や、創設期の場内の様子を掲載した刊行物も特別に展示し、その歴史を振り返ります。
淀橋浄水場内を歩く一行
(大正4年(1915)9月)
淀橋浄水場全景
(昭和2年(1926)頃)
『The Water Supply of Tokio』
(大正2年(1913)頃 刊行)
『淀橋浄水場史』
(昭和41年(1966) 刊行)
会期後も以下の日程でパネルのみ展示を継続します。
※資料の展示はありません
・2025年11月5日(水)~12月21日(日)
東京都水道歴史館 1Fラウンジ
・2026年2月28日(土)~3月29日(日)
東京都水の科学館 1Fアクア・ショーケース
※東京都水の科学館へのアクセスはこちら